コロナ渦に入って宅トレの一大ブームが起きました。
動画を観ながら手軽に運動を楽しめて、私もストレス発散のために一時期ハマっていました。一時期。ちょこっとだけ。
今も日常的にランニング・ウォーキングされる方や、ヨガやピラティスを日常的にとりいれている方、スポーツジムに行ったり筋トレが趣味になった!という方も多いのではないでしょうか?
そんな時に気になるのが、「ウィッグって運動していたら脱げてしまわない?」「ジムでウィッグかぶったままってどう?」等のギモン。
運動やトレーニングを気兼ねなく楽しみたいウィッグ愛用者さんにとって、このコラムが参考になりますように♡
今回は、脱毛症・抜毛症・乏毛症・無毛症等の髪に悩みを抱えている々や、抗がん剤治療の副作用で起こる脱毛を経験された方、または現在も治療されている方等、日常的にウィッグを使われているヘアロス当事者様にアンケートを取り、その結果をまとめました。
さっそく結果を見てみましょう。
今回のアンケートは選択型ではなくすべて自由記入型でご回答いただき、少数派等も見受けられますが、ある程度共通していた回答結果となりました。
この記事の目次
ジムに行く日・運動時はどうしてる?
※こちらの質問への回答は57件集まりました
今回はちょこちょこ少数派さんもいらっしゃったので、またまたひとつずつ解説していきますね。
1位:素頭に帽子やターバン(37.3%)
一番多かったのが、楽ちんかつ動きやすい、素頭に帽子をかぶったり、ターバンを巻いたりして行くという回答です。
素頭だと「走ったらウィッグが脱げる…?」という心配をする必要もなく、帽子やターバンは汗をかいても手軽に洗えるので、気兼ねなく身体を動かせるのではないでしょうか。
2位:いつものウィッグで行く(27.1%)
次いで多かったのは、気にせずいつもかぶっているウィッグのまま行くという回答です。
ウォーキング・ランニング・軽いエアロビやダンスくらいであれば、髪型をそこまで気にする必要はないと思いますが、ヨガやピラティス等の寝ころびの体勢があるものや、激しく動いて汗を大量にかく種類のスポーツをする場合は、翌日着けるウィッグのことも考え、対策が必要かもしれません。
ウィッグのまま行くというほぼすべての方が「ショートのウィッグで行く」と回答をくださっていました。
3位:運動はしない・ジムには行かない(16.9%)
3位は、そもそもあまり体を動かすことはしないしジムにも行っていないという回答でした。
ストレス発散になりますし、代謝も上がりますので、日常的な軽い運動はおすすめですと自分に言い聞かせています。
4位:安いウィッグに変える(8.5%)
こちらは「なるほど・・・!」と思いました。
多少汗をかきまくっても気にならない!というような、お手頃な価格のウィッグに着け替えるという回答です。
人毛100%のウィッグは湿気にも弱くお手入れが大変なので、「人工毛ウィッグに変える」とピンポイントな素材名で回答をくださった方もいらっしゃいました。
この辺りは本当に当事者さんにしか分からないと思うので、参考になるのではないでしょうか。
大事なウィッグは大事に使いたいですよね♡
5位:素頭で行う(6.8%)
究極に楽で快適で動きやすいですね♡
「開き直りありのままの姿で動く!」といった方や「暗闇ボクシングなので人目が気にならず素頭で行ってます!」といった方等、思わず元気をもらえるような回答をいただけました。
周りの視線等が気にならなければもっとこの回答数は増えるのかな…?と思いました。
6位:その他(3.4%)
・ウィッグをテープで固定する
・ウィッグの上にターバンで固定する
といった少数派回答がありました。
ウィッグ用テープはどんな時にも強い味方ですね。
ショートヘアでフィットネスを楽しんでみる?
「いつものウィッグで行く」と回答をくださった方々は、前にも述べた通りショートウィッグを選んで着けていることがほとんどです。
ショートだと襟足もすっきり出ていて汗も拭きやすく、カールやウェーブ崩れ等をそこまで気にすることもないのでジムや運動のシーンでは使いやすいデザインだと言えます♡
この際、ショートヘアにチャレンジしつつフィットネスライフを楽しんでみるのはいかがでしょうか?♡
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡