皆さん、ウィッグを選んでいる基準は何ですか?
好きなメーカー?デザイン?品質?値段?
初めてウィッグを買おうと思っている方の多くは“安い”ということを前提として探されているのではないでしょうか?
筆者もプリシラで働き出して10年以上経ちますが、入社当初よりもネット通販が盛んになり、激安・格安のウィッグがよく売られているのを見かけることが多くなりました。
でもちょっと待って!本当にそれで良いでしょうか?
“安かろう悪かろう”なんて言葉も存在します。
かく言う私も色とデザインだけで目を惹いた安いウィッグをネット通販購入し、現物を見たらビニールのようなテカテカのものが届き、二度とここでは買わない!と思ったことを覚えています。
ピンクと紫のツートンウィッグを購入したので(何がしたかったんだ私)“ウィッグ”だとバレることは別に良かったのですが、“安っぽいウィッグ”だとひと目でバレる見た目だったので、結局一度も使わずお蔵入りしました。
安さだけに引き寄せられていわゆる“激安ウィッグ”を購入してしまい、使い物にならなかったという声はこの業界では度々耳にします。
画像だとどこのサイトでも可愛く見えますし、「激安だから」という理由だけでウィッグを選ぶと結局失敗してしまいます。
この記事の目次
ウィッグを選ぶ時の3つの注意点
ファイバーが耐熱で日本製か
筆者も失敗したように、激安ウィッグはテカテカで不自然なモノが多いです。
使い捨て&一日限りの軽いコスプレとかならそれでも良いかもしれませんが、せっかくウィッグをかぶるなら自然でバレない、長く使えるウィッグの方がいいですよね。
激安ウィッグは、質の良くないファイバーを使っているので、テカテカだったり手グシやブラシが通らずすぐ絡まったりしてしまいます。
フルウィッグで¥3,000を下回るくらいの激安ウィッグは大半がそんな感じです。
人毛をミックスもしくは人毛100%のウィッグもありますが、一万円をきるウィッグはかなりの高確率でファイバー(化繊)を使用しています。
ファイバーは「日本製」で、「耐熱ファイバー」を使っているものを選びましょう!
品質の良さをしっかりと打ち出している通販サイトには、必ずどこかにその表記があるはずです。
つむじが自然か
つむじあり前髪ウィッグ【ぱっつんシャギーバング】TFX-100耐熱
ウィッグを選ぶとき、ファイバーの次に注意しないといけないのが“つむじ”です。
・つむじに人工スキンが使われているか?
・毛量が多くて詰まりすぎてはないか?
・ぺったんこになっていないか?
電車やお店で座っているときや階段など、上から見られることって意外と多いです。
背が高い人からだと、後ろからもつむじが見えてしまいますよね。
街を歩いていても、たまにウィッグをかぶっている人を見かけますが(職業柄、どんなに自然でも見破ってしまう性)、大抵の場合はつむじを見たときに「あ、ウィッグ」と目がいってしまいます。
手植えの商品だったり、人工スキンが付いている自然なつむじだと、一般的にはあまりウィッグだとはバレにくい傾向にあります。
着けていて疲れないか
ウィッグを買う時に見落としがちなのがウィッグの内側。(ネット通販では載っていないサイトなんかもあります。悪質!)
ウィッグをかぶった事がある人ならわかると思いますが、長時間着けているとわりと締め付け感に疲れてきます。
そして、梅雨時や夏場だったりすると、蒸れてしまうことも多いんです。
品質の高いものであれば、伸縮素材のキャップが内側に付いていて長時間着けていても疲れにくかったり、メッシュになっていて通気性が高く蒸れにくかったりと、色々対策がされています。
「激安」を売りにしているウィッグには大半がそのような工夫をしていないので、着けた瞬間から頭が痛くなったり蒸れてしまったりで、もうかぶりたくなくなってしまいます。
以上、3つの注意点をよく確認しながらウィッグを選びましょう。
冒頭で述べた“安かろう悪かろう”という言葉があるように、激安には何かしらのデメリットがある場合が多いです。
それでもまだあなたは「ウィッグ 激安」で検索を繰り返しますか?
日本製耐熱ファイバーを使用していてつむじが自然で疲れにくいプリシラウィッグがおすすめです♡
ウィッグを作り続けて30年以上!
神戸のウィッグメーカー「PRISILA(プリシラ)」のふくちゃんです。
もともとプリシラウィッグの超ヘビーユーザー
入社は2010年‥30代をプリシラに捧げました(´ー`)
ふだんは企画や広報の仕事を中心にSNS運営なども。
プリシラの商品名をすべて言えるのは社内で私だけです(自称)
誰かとしゃべることで本領を発揮します。
ウィッグの豆知識やアレンジ、選び方やお手入れ方法、
筆者独断と偏見満載のヘアコラムなど幅広くお届けしています♡