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お気に入りのデザインを見つけて買ったウィッグは、できるだけ長持ちさせたいですよね。
日頃からお手入れをするのとしないのとでは、持ちの良さが全然違います。
ウィッグを使った後に、お手入れもせずに放置しているとすぐに絡んでしまいます。

ウィッグをできるだけ長持ちさせるための一番のコツは日々のお手入れを欠かさないこと♡
主なお手入れ方法として「使用する前後には必ずウィッグ専用のブラシを使ってブラッシングをする」
また「傷みが目立つ前にシャンプーをする」この2つです♡

せっかくのお気に入りだったウィッグが傷んで(絡んで)しまって使えなくなった…このコラムを読めばそんなウィッグもこの方法で復活させることができるかもしれません!
ぜひぜひ試してみてくださいね♪

 

使用前と使用後はウィッグをブラッシング!

ウィッグ専用ブラシでブラッシング

ロングタイプのウィッグや、カールがついているデザインのウィッグは、どうしても絡みやすいですよね。
そんなウィッグには特に、使用前後にブラッシングすることを習慣づけましょう。

使用前のブラッシングは絡みにくくするため行います。
使用後もきちんとブラッシングをして、少しでも絡んでいたらその日のうちに絡みをとるようにしてください。
絡んだままウィッグを放置すると絡みがとれにくくなってしまいます。

ブラッシングの前にウィッグ専用のオイルスプレーを吹きかけると滑りが良くなり、ブラッシングの際の摩擦を軽減します。
静電気を予防し、ツヤが復活!手触りもとても良くなります。

 

オイルスプレーSP【ケアアイテム】

 

ブラシでウィッグをとかす際に静電気でお悩みの方はウィッグ専用ブラシを使うことをオススメします。
ウィッグ専用ブラシは静電気が起きにくい金属素材でできています。

静電気が起きにくい素材のウィッグ専用ブラシ BR-W

ウィッグ専用ブラシBR-W【ケアアイテム】

 

カールがついているウィッグのブラッシング方法

カールのあるウィッグのブラッシング方法

コームやブラシの柄の部分で絡んでいる部分をほぐすイメージです。
カールデザインのウィッグは、過度にブラッシングするとカールがとれやすくなってしまいます。
カールを伸ばしてしまわないよう、ブラシの柄の部分を使ってほぐしましょう。

万が一カールを伸ばしてまったとしても、耐熱ウィッグならヘアアイロンで巻き直すこともできます。

耐熱ウィッグはヘアアイロン・コテを使えば巻き直しもできます

 

ストレートのウィッグのブラッシング方法

ストレートのウィッグのブラッシング方法

毛が抜けないように気をつけながらウィッグ用ブラシでブラッシングしてください。
サラサラの状態で保管するとより長く使用していただけます。

毛先から順にとかしていきます。
毛束を少しずつとって、少しずつ、少しずつ、優しく根気強く。
上からガッと一気にとかしてしまうと、絡みが下の方に移動してしまうので、上が絡みついているほどに下の絡まりが強くなり、絡みをほどきにくくなります。

低い位置の絡みをまず解消し、真ん中から下に向かってとかし、最後はトップから優しくとかします。

トップにボリュームのあるウィッグのブラッシング方法

トップにボリュームのあるウィッグのブラッシング方法

トップにボリュームがあるウィッグに力を加えるのはカールが取れる、もしくは絡みが悪化する原因になるので絶対にNG!!!
全体を絡みをほぐす程度にブラッシングします。
ボリュームを保つためにもふんわりと優しくブラッシングしてくださいね!

 

団子ウィッグのブラッシング方法

団子ウィッグのブラッシング方法

団子ウィッグは、毛の流れにそってあまり力を加えずにブラッシングしてください。
アレンジで崩していても、ブラッシングをするだけで元のデザインに近い状態に戻すことができます。

 

ウィッグのツヤを取り戻したいとき・傷みや匂いが気になるときはシャンプー&リンスで解決

傷みや匂いが気になってきたとき、絡みがブラッシングだけでは解消しにくくなったとき、セットにスタイリング剤を使用したとき、また度重なる使用でツヤ感がなくなったとき、ウィッグが傷んだと思って処分してしまう人がいるのですが、シャンプー&リンスで洗うとある程度元に戻すことができます!!

ウィッグをシャンプーするタイミングは、着用する頻度によりますが、10回程着用したら1回シャンプーする程度でOK♪

あまり洗い過ぎるとかえってウィッグが傷んでしまい、寿命が短くなってしまうので、気になってきたら洗うぐらいに回数をおさえるのがコツです。

 

洗う前にウィッグをブラッシングし絡みをほぐしましょう

洗う前にウィッグをブラッシング

洗う前のブラッシングは、洗い上がりに差が出てくるのでとても重要です。
洗っているうちに髪が絡んできたり、乾かす際に絡むのを防ぎます。
ホコリなども、ある程度ブラッシングで落とせるのでウィッグを洗う前のブラッシングは欠かさないようにしてください。

 

水にシャンプー&リンスを入れてうすめ液を作る

洗浄液の作り方

 

シャンプー&リンスは地毛のようにウィッグを直接わしゃわしゃ洗うのではなく、水で薄めて使用します。
洗面器などに水を貯めて、シャンプー&リンスを入れて手でかき混ぜます。
洗面器半分くらいのお水に500円玉1個分くらいの量を溶かしてください。

人毛用のシャンプーやコンディショナーにはウィッグには不要な栄養分や余計な成分が入っています。
プリシラでは、ウィッグを長く愛用できるよう必ずウィッグ専用のものをオススメしています。
そして、市販のリンスやトリートメントはウィッグをコーティングする膜ができてしまうので使用しないでくださいね。

 

ウィッグをうすめ液に入れて優しく押し洗い

ウィッグは洗浄液に入れて押し洗いします
ウィッグは必ず優しく『押し洗い』してください。
毛同士をこすり合わせたり力を入れて揉み洗いするとウィッグが傷んでしまいます。
優しい押し洗いで、汚れを浮かすようにしてください。

ウィッグはタオルで包んで水を切り、そのまま寝かせて室内干し

濡れているウィッグをタオルに包みます

洗った後のウィッグはタオルで優しく包んでください。
タオルに水分を移すイメージでポンポンとたたいて、そのままタオルの上で寝かせて乾燥させてください。
こすって水気をとらないでくださいね!
摩擦でウィッグが傷んでしまいます。

耐熱ファイバーのウィッグならドライヤーで乾かすこともできます。
耐熱性とはいえ耐熱温度があるのでドライヤーを極端に近づけたり、同じ箇所に長時間あてることは避けてください。
カールがだれたり、ファイバーが溶けてしまうことがまれにあります。

ウィッグ専用のケア用品を使いましょう

中にはウィッグのお手入れに人毛用の市販品を代用されている方も。
ですが、ウィッグ専用のケア用品を使うと、ウィッグが長持ちしたり、手間がかからなかったり、より良い仕上がりになりますのでウィッグ専用のケア用品を使われることをおすすめします。

 

静電気に悩まされないウィッグ専用ブラシ

ウィッグ専用ブラシ

ウィッグ専用のブラシは、クシの部分が金属でできているので、静電気が起こりにくい仕様になっています。
一般的に売られているブラシやコームは静電気が起こりやすいプラスチック製であることが多いのでウィッグ専用のものを使われることをオススメします。

ウィッグ専用オイルスプレー

業務用オイルスプレー

業務用オイルスプレーSPL 【ケアアイテム】

 

ウィッグ全体にオイルスプレーを振りかけてからブラッシングをするとつるんとした手触りになります。
また、毛のパサつきが気になってきたり、指通りが悪くなってきたらこれを使用してください。
指通りが滑らかになり、ツヤが復活するので見た目も綺麗になります。

ウィッグ専用シャンプー&リンス

 

シャンプー&リンスSR 【ケアアイテム】

しつこいようですが\(^o^)/
ウィッグのシャンプーは、ウィッグ専用のものを使用してください。
こちらのウィッグ用シャンプー&リンスは、ファイバー用の配合になっていますのでオススメです。
お手頃価格ですし、人毛のように毎日洗うわけではないので1本持っていたらとても便利です。

まとめ

ウィッグのお手入れで傷みを和らげることできます。
既に傷んでしまったウィッグも、ある程度は元に戻すこともできます。
せっかく気に入って買ったウィッグはできるだけ長く使用したいですよね。

お手入れを今まで怠っていた方は是非試してみてください。
お気に入りのウィッグを少しでも長く愛用してくださいね。

プリシラ公式サイトでは動画でお手入れの方法を詳しくみることができます!

★動画でウィッグのお手入れ方法をチェック★